Archive for 7月, 2010
お久しぶりです。
めちゃめちゃ久しぶりの更新になってしまいました。
なんだか八ヶ岳の夏はバタバタバタバタバタバタします。
これもお盆を過ぎるまでだ。
しばしご迷惑をかけます。
みなさんはいかがお過ごしですか?
ちゃんと球根の保存はしてますか?
風通しのいい所じゃないとこの暑さ、しんどいですよ。
一応夏バテしないであれこれやってます!というだけのご挨拶でした。
バミューダ署閉鎖のお知らせ
*******************
このたび、8月いっぱいをもちまして、バミューダを離れてイギリスに戻ることになりました。
フローリアンの輸入やプレート制作というプロジェクトの途中で島を去ることはとても残念ですが、でも、ご安心ください。最近は文明の利器の発達で(笑)、世界中どこにいても連絡がつく世の中ですので、この二つのプロジェクトには、イギリスに戻っても、8月末までに球根が届き、プレートの注文さえ完了できれば…ということが前提ですが(汗)、最後まで責任を持って携わらせていただきます。
私がバミューダを離れた後の、球根の成長ぶりや開花の様子も、リチャードソンさんが写真を送ると約束してくださいました(^-^*)
今回、セカンド・ステージの舞台をバミューダに据えていただいたことは、私にとってはとても光栄で感謝すべきことでした。最初にこのお話をいただいた時は、我が家の中では既に引越しが決まっていたものの、真吾さんにはまだお話する前でしたので、とても不思議な偶然のようなものを感じました。でも、この事実を伏せたままではこんな大プロジェクトは引き受けられない!…と、事実をすぐ白状したのですが、それでも真吾さんは、「やってみましょうよ。」と、私を信じて任せてくださいました。
ファンタジスタに登録させていただいてから今年の夏で丸2年。奇しくも、バミューダ生活の最後に、今までで一番エキサイティングな仕事をさせていただくことができました。イベント実行班の皆様の後押しでビデオ撮影をすることになったり、私が輸入や注文に関わった花壇やプレートをこの地に残すことができたり…これらは全て、私がバミューダで活動していたことの証です。これ以上ファンタジスタ冥利に尽きることはありません。そして、このことを可能にしてくださった真吾さん、イベント実行班の皆様、ファンタジスタの皆さまに、心よりお礼申し上げます。
これから先も続くプロジェクトに携っていられるということは、バミューダと完全に“お別れ”ではないということ…こんな状況を、とても幸運に思っています。
…というわけで、今日はいきなりバミューダ署閉鎖のお知らせでしたが、実は今回が私の記事デビューです。これからは、プレート制作の成り行きを少しずつ投稿させていただきますので、どうぞお楽しみに!ヾ(゜-^*)⌒☆
容子
イベント上映ビデオその2
容子さんが撮影したバミューダのビデオの続きを公開します。
ビデオは、イベントでも前編と後編に分けて上映しました。前編の最後に「つづく」の文字を見たいとうせいこうさんは「続き、早く見ようよ」と待ちきれない様子でしたが、宮本アナウンサーの巧みな仕切りにより、間にトークがはさまれ、青いバミューダと今回のプロジェクトへの想いがますます高まったところで後編が上映されました。
それでは、お待たせしました。後編をお楽しみください。
どうでした? バミューダに行きたくなったでしょ?
ブログ屋番頭
プレート
バミューダ植物園に咲かせる八重咲きのフリージア「フローリアン」。
その傍らにプレートを立てたい。
そんなリチャードソンさんの次の夢までもかなえようという我々ファンタジスタの夢、動いていますよ。
看板はまずバミューダの地で作成する方向になりました。
先日のイベントで「われこそ、看板を作る手伝いが出来るよ!」と手を上げてくださった方がいました。
その申し出に感謝し、日本で作成することを実現するべく調べていたのですが、どうやら現場で作るしかなさそうです。
何より、植物園のプレート類はすべて指定の業者の方が作られるそうです。
そしてその素材、デザイン、サイズ、他も規定があるようで。
今回はバミューダの容子さんを窓口に現地で作ってもらう方向で進みそう。
まだ、見積もりもでていなく我々の募金の範囲で出来るかどうかもわかっていないのですが、とにかく報告させてもらいました。
実現するといいですねぇ。
やぎゅうしんご
関税
「青いバミューダに黄色い花を!」の募金(カンパ)目標金額を決めましょう!!!
80000円!
2000球のフリージアの球根代金とその輸出経費です。
以前、こう報告させてもらい、この目標に向かってカンパもいただきました。
ここでもう一つ、発生する金額があるということがバミューダからの報告で分かりました。
「関税」
リチャードソンさん曰く、「関税の段階には22.5%から33.5%まであり、どのレートが適用されるかは、荷物を検査する職員が決めるので、受け取りに行ったその場で小切手を書いてもらうしかない。」…とのことです。
今回、みんなからの募金からこの関税分も支払わせてもらうことを報告します。
しかし、こういったこと全部バミューダのファンタジスタ・容子さんが窓口になってくれているんですよ!
ホントに感謝ですね。
やぎゅうしんご
高舘さんの栽培指南 Part1
**
イベントでうれしいサプライズ・プレゼントを演出してくださった高舘さんから、球根保存方法のご指導が届きました! 高舘さん、ありがとうございます。
**
* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *
高舘雅実です。
先日は、楽しいイベントをありがとうございました。
あっという間に二週間が過ぎてしまいました。
遅くなってすみません。球根の保存方法について紹介させてください。
(本当に簡単にさわりだけの紹介です)
植え付けまでの期間、球根の力を減退させることなく、病気や虫の被害に遭わないように保存するためのポイントを紹介します。
- 風通しの良い場所で、直射日光のあたらない場所を選んで保存。
- 古い根や、皮、木子(子供の球根)は、十分乾燥し簡単に外せるようになるまでそのままにする。
- 保存温度は、常温保存で大丈夫です。夏の暑さも綺麗な花を咲かせるためには大事です。
以上のポイントを抑えて、植え付けまで大事に保存してください。
植え付け目安の時期は、十月下旬~十一月上旬くらいかな。
近くなりましたら、また紹介させて頂きます。
**
イベント上映ビデオ、公開!
****
イベント終了後、いくつかの記事のコメント欄にビデオの話題が出てきました。不参加の皆様は「ビデオって何、何?」という気持ちでお読みになったのではないでしょうか。
そんな皆様、お待たせいたしました。イベントで上映したビデオを公開します!**球根問題でも大奮闘中の容子さんが、忙しい時間の合間を縫って撮影してくれたバミューダの映像です!
****
****
続きはまたのお楽しみに……。
ブログ屋番頭
注)
ビデオの中に、ジョンとショーンが岬にたたずむ写真が裏焼きだった、とのくだりがあります。
多くのファンタジスタにとって、この画像の情報源は、1stステージのブログのこの記事でしたが、ここに掲載された写真が裏焼きだったのです。そのこともあってか、容子さんは、ここはおなじみの場所だったのに、なかなかこの写真と結びつかなかったそうです。
ジョン・レノン・ミュージアム副館長の渡辺さんによると、この裏焼きバージョンは、オノ・ヨーコさんが承認していない非公認の写真とのこと。昔は、雑誌などにこのような裏焼きの写真が載ってしまうことがままあったそうです。
画像が反転していない正式の写真は、ジョン・レノンのボックス・セットCD『アンソロジー』のブックレットに使われており、ジョン・レノン・ミュージアムの特別展「ジョンとヨーコ 新たなる出発“STARTING OVER”」のバミューダのコーナーでも見ることができます。
架け橋
ちょっとご報告が遅くなってしまいましたが
イベントでは
高成園の”フリージア王子”高舘雅実さんから
素敵なサプライズプレゼントもあったのです。
それは・・・
フリージアの球根たち!
バミューダ特派員に決定した「フローリアン」
惜しくも(?)今回は国内残留組の「イボンヌ」
高舘さんは
「バミューダに送るなら、おそらくこのふたつのどちらかだろう」とヤマをかけて持ってきてくださったとか。
大当たり~
そして何よりみんなを感動させたのが
「1stファンタジーのこどもたち」でした。
みんなが手を尽くして世界中から集めた
「もしかしてファンタジー???」の球根。
高舘さんの農園でも判定のために咲かせてみた
あの花々のこどもたちです。
残念ながらファンタジーではない、
という結果になってしまいましたが
せっかくみんなが夢を持って探し出した花たちだから
手元で育ててみてほしい、との熱い想いで
会場に持ってきてくれたのです。
来年の春にはそれぞれの庭を彩り、
そのこどもたちがまた周囲の人々の手に渡り・・・
数珠繋ぎにフリージアの輪が広がる、
そんな光景が目に浮かぶようです。
1stから2ndへの夢をつなぐ、素敵なプレゼント
高舘さん、本当にありがとうございました!
ファンタジスタのみなさんを代表して
イベント会場にいたメンバーが託されたものなので
秋以降、ブログに届くはずのフリージア日記(?)を
みなさんもどうぞお楽しみに。
* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *
(おまけ報告)
「どの品種かわからなくならないようにしなくちゃ」と
球根ひとつひとつに名前を書いて持って帰ったせいこうさん
主催者でありながら
まったく知らされていなかった真吾さんのびっくりした姿
などなど、
それぞれの反応も大変見応えあるものだったと
合わせてご報告させていただきます♪
いつもたくさんのサプライズを私たちに見せてくれる立場ですが、
たまにはサプライズを受けるのも悪くないでしょう?
ねえ、真吾さん?
宮本愛子