バミューダ特派員レポート(その11)
11月のバミューダ植物園
ずっと行方知れずだったリチャードソンさんですが、キンバリーさんの留守中に、試験場から木子を受け取っていたことが判明しました。
それを聞いて、植物園に足繁く通うこと数回、11月末に幸運にもビジターセンターで作業中のリチャードソンさんをつかまえることが出来ました。
木子達のことを聞くと、無事にリチャードソンさんの冷蔵室に保管されているとのこと。球根達のコンディションがあまりに良いことに、ものすごく驚いていました。梱包前に相当手間を掛けないとこうはいかないんだよ、とすっかり感心していました。また、Sueさんに「面倒臭い諸々の手続きを本当に有難う」と伝えて欲しいと言われました。
そして、夏に八ヶ岳倶楽部でお預かりした、皆さんからのメッセージカードとDVDを、ようやく手渡すことが出来ました。皆さんからの手紙を読んで感動し、なかなか連絡がつかなくて申し訳ないと詫びて欲しいと言われました。
また、その場にいる他のスタッフにも声を掛け、一緒にDVDを鑑賞してくれました。おお、これが真吾か、何だが俺とそっくりだなあ!と言いながら、画面の真吾さんをバシバシ叩いていました。植物を愛している人間の顔だよ、と言っていました。そうか、彼は日本の俺で、俺はバミューダの真吾ってわけだな、気持ちはひとつだな! などと言いながら、結局1時間近く、ミーティングの時間をずらしてまで、私の拙い通訳とともに全てを見てくれました。最後には感動して少し涙ぐみながら、気持ちは一緒だ、次は俺が頑張る番だ、と皆に伝えてくれ、と言われました。
容子さんがインタビューをしたテラスでも写真を撮ろう、そう言って外に出たリチャードソンさん
2014/03/17 at 20:43
LinDio :「おお、これが真吾か、何だが俺とそっくりだなあ!」「彼は日本の俺で、俺はバミューダの真吾ってわけだな、気持ちはひとつだな!」
リチャードソンさんの反応、うれしい~。